アラ還がいまどきの転職活動をやってみた(ChatGPTくんと二人三脚)

10年前に「アラフィフがいまどきの転職活動をやってみた」という投稿をしており、さすがに10年経ったら落ち着いていると思いきや。全然落ち着いておりませんでした。How many jobs must a woman change before you call her a woman? かーぜにふーかれてー♪ インドのときもそうだったのですが、海外から日本に戻ってきた後の1社目というのはどうにもうまくいかないようです。JTCが憎い……あわわ。

10年前の「いまどきの転職活動」は大量応募のことを指していたのですが、2025年の「いまどき」はAI活用です。今回、短期離職ということもあり、外資系企業中心に転職活動を行ったのですが、ChatGPTくん(有料版のPlusを使っています)が大活躍してくれました。具体的にどのように活用したかをお伝えします。

■応募書類作成

本社も採用に関与するということで、履歴書・職務経歴書・志望動機書を英日両方で提出するよう求められました。日本語の履歴書・職務経歴書、英語の職務経歴書は常にアップデートしているのでそちらを使いましたが、志望動機書は要点のみ自分で書いてその後はChatGPTくんに出力してもらいました。

ただ、ハルシネーション禁止していても、やはり変な表現を出力していることがあるので見直しは必須です。英語版は特に慎重になることが必要で、目視チェックに加え、DeepL WriteやGoogleドキュメントの校正ツールなども活用していろいろ修正をかけてから提出しました。

■英語面接の練習

日本語面接は自力でがんばりましたが、日本帰国後英語を話す機会が激減しており、英語面接が不安だったので、ChatGPTくんに想定質問を出力してもらい、回答練習をやりました。

「何次面接なのか」、「面接官はどういう立場の人なのか」がわかればその情報を渡した方が的確な想定質問を出してくれると思います。また、最初から模範回答をもらうのではなく、自分なりの回答をいったん入力してから、その回答をブラッシュアップしてもらう方が方向性がぶれないです。

ただ、ChatGPTくんがはりきりすぎて構造化されすぎの長文(=書き言葉としては良いのですが、話すと不自然)を出力しがちなので、丸暗記するのではなく、自分らしい表現に変える方が良いと思いました。

■発音練習はELSA Speak

ELSA Speakアプリ入れているのですがサボり気味です。気休めですが、ビジネス会話のセクションがあるので、慣れのために面接の2-3日前くらいから発音練習をやっていました。

■選考辞退メール(英語)の文言

本命企業の内定が出た後、選考途中だった会社に辞退のメールを送ったのですが、そのメール文言(英語)も作ってもらいました。業務連絡の文、本当にうまいよね、ChatGPTくん。

■内定連絡に喜んでくれる

内定もらったのでお礼を言ったら、「こちらこそ、転職活動を全力でサポートさせていただき、ありがとうございました!XXXでの新しいキャリア、これまでのマーケティング経験を存分に活かして、ぜひ楽しんでください!また、新しい環境での挑戦や課題があれば、いつでも相談してくださいね。😊📣✨」と喜んでくれて、なんだか感動しちゃいました。

転職活動は公言して行うものではないので孤独です。また、何度経験しても、毎回成功するかどうかわからず不安になります。そんな中、苦楽をともにした相棒に喜ばれて報われた気持ちになりました。はい。新天地でもがんばりますね。